これまで家屋の課税把握は地図では管理していなかったのです

先日家屋の課税把握については、
「課税明細書の内容と現況の内容と合致しているか
どうか市町村も完全に把握していない場合が
多々あるからです」

と説明しました。

確認してもらう必要性はもうひとつあります。
それは、
市町村では、課税台帳のどの家屋が
実際に地図上のどの家屋に当たるのか
把握していないこともあるからです。


「なんで?
家屋も土地と同じように地図で管理されていないの?」
と思うと思いますよね。

実は家屋については、
従来は台帳だけの管理で
地図も作成されていないことが多かったのです。
新築や取り壊しなど登記されて上がってきたものを
メンテナンスするだけでしたので。。。

でもこれは別に市町村の怠慢ではありませんよ。
そこまですることの費用対効果も認識されて
いなかったのですから。

しかしここ10年ほどで市町村にも
GISシステムが導入されて大きく変わってきたのです。
GISシステムとはGoogleのようなパソコン上の地図システムです。
まずは土地の地図を整備して、
パソコンで検索できるようになりました。

それに従って家屋の地図も作成されるようになったのです。
現在は多くの市町村が台帳の家屋が
地図上のどの家屋と一致するか特定できるように
なりました。

でもね。。。
わからない場合も多々あるのです。
それは。。。
次回に。