「津波に間一髪!新任巡査が40人を誘導」というタイトルでJR常磐線の新地駅で津波の被害を救ったという記事が出ていましたね。
新任巡査の方の適切な判断に「ありがとう」という思いで私も一杯になりましたね。
ところでこの新地駅付近ですが、国土地理院公開の航空写真を見ると津波の跡が残っています。
津波から逃れた部分(左下部分)までは津波が来なかったようです。
この部分、表層地質図という図面を見ると、この左下の部分だけ、地質が明らかに違うことがわかります。
駅付近は平地ですので、余計水が浸入しやすくなるのです。
大昔(縄文時代など)は地質が固い地域にしか居住はしなかったのですが、農耕文化が発達するに従い、人々は平地にも居住するようになったのです。
そのため、縄文時代の遺跡などは高台の台地で発見されることも多いのです。
平地の方が高低差が無いので、お年寄りにとっては住みやすいんですけどね。