来月発刊の研修出版「月刊経理ウーマン」に執筆した内容ですが、
今日はこれまでのまとめということで
皆さんが知りたい課税明細書を確認する際の注意事項を
まとめました。
是非参考にして下さいね。
【チェックに必要な資料】
1.課税明細書:毎年送付されてくる明細書のこと
2.役所所有の地番図:または法務局の公図、地積測量図でも可
3.固定資産税路線価図:全国地価マップで参照
【確認事項】
1.基礎情報の確認:明細書で下記項目が正しいか確認します。
・地番、地目、面積、住宅用地特例の適用有無の4つ
2.課税内容のチェック1
イ)「評価額」÷「面積」で土地の単価を計算
ロ)土地の単価別に、課税している範囲を確認
範囲が異なる場合は役所に確認
ハ)「土地の単価」>「路線価」になっていないか確認
路線価は、固定資産税路線価図を参照して下さい。
3.課税内容のチェック2(住宅用地特例のチェック)
イ)「課税されている範囲」は全て住宅ですか?
→住宅であれば、ロへ
→住宅が無ければ、ハへ
→住宅と店舗・事務所などが混在しているのであれば、二へ
ロ)全ての土地に住宅用地は適用されていますか?
→適用されている場合は、ホへ
→適用されていない場合は、へへ
ハ)お持ちの土地は非住宅用地になりますので、住宅用地特例外です。
二)混在している場合には、建物別の延床面積の比率を計算しましょう。
住宅延床面積の比率と実際に住宅用地に適用されている面積比率
を比較して、「住宅延床面積比率>住宅用地適用面積比率」
であれば、適用されている面積が少ない可能性があります。
ホ)さらに細かく小規模住宅(評価額×1/6)、
一般住宅(評価額×1/3)の範囲を確認しましょう。
へ)課税内容が誤っている可能性がありますので
役所に現在の課税内容を確認しましょう。
なお、「すぐ直しますね」と言われたら、還付可能性ありです。
皆さんの確認の際に、お役に立てれば幸いです。
ではまた次回に。
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